宇宙飛行士になるためには、まずJAXAの宇宙飛行士試験に合格する必要があります。
その上で、基礎訓練を修了することで、正式に宇宙飛行士として認められます。
さらに、個別の任務訓練で経験を積み、晴れて宇宙に飛び立つことができます。
宇宙飛行士試験に応募するには、以下の条件を満たす必要があります。
・日本国籍を有すること
・3年以上の実務経験を有すること（修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験とみなす）
・身長が149.5cm以上190.5cm以下であること
・視力が両眼とも矯正視力1.0以上であること
・色覚が正常であること（石原式による）
・聴力が正常であること（背後2mの距離で普通の会話が可能であること）
宇宙飛行士試験は、書類選抜、第0次選抜、第一次選抜、第二次選抜、第三次選抜の計5つの選抜過程があります。
各選抜では、学力や体力、精神的な強さやチームワークなどが評価されます。
試験の難易度は非常に高く、合格率は約0.3％です。
宇宙飛行士になるための条件を見ると、意外にも普通であることに驚かされます。
しかし、実際に宇宙飛行士になった人を見てみると、それなりの人が選ばれているように思えますね!