地方のマイナビ薬剤師でいろんな検査をやる

地方のある病院に行くと薬剤師が患者の悪口を言ってたんです。薬剤師も人間だから患者や仕事の愚痴を言ってもいいとは思います。言うな、という権利は誰にもありませんよね。働いて不満、愚痴を漏らすのは誰しもが経験することです。 ですが、言う場所が大問題だったのでびっくりしました。

待ち合い室で、他の患者や家族のいるところで言っていたんです。こういった場所は製薬会社なんかの営業のヒトもいますよね。いろいろな人間がいるところでよく迂闊に話すなあ、なんて呆れるやら怒りで腸煮えくり返るわ、羨ましいわ複雑な気持ちになりました。 自分は接客業で、お店で話すことにはきをつけています。お客がいてもいなくても、です。

今度この店に行こうかなって通りがかった時に客の愚痴をはなすのを聞いたら多分行く気が失せると思うのです。この店に行くと自分もこんな風にバカにされるのかな、と不快感が沸いたりもします。じゃ、別の店に行こうとなり売上は減ります。なんでもかんでも愚痴っていたら言い訳じゃあないけれど、たまには言いたい時もあります。そう言うときはバックヤードでこそっと話したりしますが店先では絶対いいませんよ。研修では言われますが、言われずとも当たり前のことです。

ちなみにこの時の薬剤師の愚痴はいろんな検査をやる患者が検査項目や注意点について詳しく聞きたかったらしいので、ちゃんと話してあげればいいはずです。が、面倒くさいようでほっぺた膨らまして不満顔で説明するので患者には当然ちゃんと伝わらず余計に時間かかって薬剤師のご機嫌はさらに悪くなられたようです。だからちゃんと話せばすぐ終わる、と呆れていたら他の薬剤師が「あーいう患者がすぐ文句言うからさあ」とのことです。

自分のせいだと気づかないことに怒るべきか幼稚な彼女らに哀れみを感じるべきかそれが問題です。多分言ってもわからないでしょうね。文句言えばモンスターペイシェントニなるのですね。実は病院で働くことは進路の1つだったけど、ヒトの命を預かる責任に悩み諦めたのです、自分はです。でもこれだけ言いたい放題ならなんだか接客のストレスに悩む自分は彼女らが羨ましいのです。

この病院、近くの警察署の名前を載せある貼り紙をはってます。曰く、10項目の禁止事項をやったら警察署に連絡しますだそうです。あまりに具体的な禁止事項に書かれていることは実際やられたんでしょう。あんな風にバカにしていれば患者から怒られても仕方ないはずですが警察を出されると不快感増します。自分たちが患者に向き合えば減るのに、と呆れます。接客でこうはいかないから薬剤師の守られっぷりが羨ましいですね。

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